なんで

 

アニメ会社で放火 33人の死亡確認 36人けが 消防 | NHKニュース

昨日からPCのディスプレイ、テレビ、スマートフォンあらゆる画面を見ては溜息ばかりついている。

2019/07/19 07:53

 

初め、NHKのアプリのプッシュ画面で『京都のアニメーションスタジオで…』と表示されたとき、「あ、知ってる。京都アニメーションでしょ。ボヤかな。」と思った。そのうち、『放火』『ガソリンのような液体』とかの単語がならびだして、落ち着かない気持ちになったが、「まあ、死人が出るほどじゃないでしょ。」と根拠なくそう考えた。『死者1名、安否不明者二十数名』、「…情報が…錯綜してるんだね…」。見る間に死者『十数名』『25名』『33名』『34名』…。更新される報道に接するたびに呼吸が浅くなった。

自分もいい年齢で、アニメを見るのを人に知られるのは何となく憚られ、しかも殆ど録画専門に近いようなところもあって、クールの節目で新しい作品を録画するためにまだ見ていない作品を消去するような始末。自分の場合、「上手い絵がアニメーションするのを見たい」という部分が大きくて、だから作画がよくない(と感じた)作品は録画の予約リストから外してしまうのだった。そういう意味で、京都アニメーションは言わば「鉄板」なのであった。

 

【日常】

当初民放で放送された際には、初回で意味が分からず「切った」のだが、NHKで再放送されると聞いて「そんなにか」と視聴してハマりBDBoxを買った(未開封)。これは再放送でハマってから京アニと知った。漫画も良かった。

境界の彼方

録画してあったのを去年見た。約束の絆はやりすぎだと思った。

たまこまーけっと

たまこと史織が親しくなる回と、文化祭の回が好き。BDBoxと映画のBDを買った(未開封)。

小林さんちのメイドラゴン

満遍なく繰り返し見ている。てるてる坊主をつるすために窓際に移動する小林さんが横着してソファの上を歩いてくるところまで動かしているのとか、OPの才川が指されて椅子から起立するシーンで、いったん顔面が机の方に向くのは「はー」ってなる。2期を楽しみにしていた。

 

あと、演出みたいな部分は全く分かっていない。まあ、言うところのニワカなんだけれどもそれを自覚していた自分がこれほど動揺してしまっていることが自分自身意外であり、ショックを余計に大きなものにしていると感じる。

亡くなった人、怪我を負った人と自分との間には個人的つながりは何もない。けれども、亡くなった人、怪我を負った人が今回のことがなければ作ったであろうものは、もう永久に自分は(誰も)見ることはできない。そのことを通じて「自分は失ってしまったんだ」と感じているのだと思う。

この件について考えたり、続報に接するたびにただ溜息をつくか、「なんで」と独り言を言うしかできないでいる。